東日本大震災から5年が過ぎて

 東日本大震災から5年が過ぎた。本庄教会がずっと関わってきたキリスト教会石巻祈り家から毎月「月報シャアール」が届く。仮設住宅への支援はこの4月で一区切りとなるそうだ。よく5年間も続けてきたと思う。今後は、経済的に困難な被災者を対象にして支援を検討していく計画との事だ。

 今後様々な理由から生活が困難になる被災者は増えるのではないかと思う。祈りの家の今後の働きに大いに期待する。

 ところで、様々な事情により生活が困難になった人を支えていく事について聖書はどのように教えているのだろうか。公的な専門機関に任せるだけで良いのだろうか。そうではない。教会はまず優先的に神の家族である兄弟姉妹を応援するようにとの勧めが各書に記録されているので関連する聖書箇所を書き留めてみる。

○ですが、今は、聖徒たちに奉仕するためにエルサレムへ行こうとしています。それは、マケドニヤとアカヤでは、喜んでエルサレムの聖徒たちの中の貧しい人たちの為に醵金することにしたからです。ローマ15:25〜26

○聖徒の入用に協力し、旅人をもてなしなさい。ローマ12:13

○世界中にききんが起こると預言していたが・・・そこで、弟子たちは、それぞれの力に応じて、ユダヤに住んでいる兄弟たちに救援の物を送ることに決めた。彼らはそれを実行して、バルナバとサウロの手によって長老たちに送った。使徒11:28〜30

○私の兄弟たち、だれかが自分には信仰があると言っても、その人に行いがないなら、何の役に立ちましょう。そのような信仰がその人を救う事が出来るでしょうか。もし、兄弟また姉妹のだれかが、着る物がなく、また、毎日の食べ物にもこと欠いているようなときに、あなたがたのうち誰かが、その人たちに、「安心して行きなさい。暖かになり、十分に食べなさい」と言っても、もしからだに必要な物を与えないなら、何の役に立つでしょう。それと同じように、信仰も、もし行いがないなら、それだけでは死んだものです。ヤコブ2:14〜17

○世の富をもちながら、兄弟が困っているのを見ても、あわれみの心を閉ざすような者に、どうして神の愛がとどまっているでしょう。子どもたちよ。私たちは、ことばや口先だけで愛することをせず、行いと真実をもって愛そうではありませんか。Tヨハネ3:17〜18

次に教会外の人への働きも大切である。使徒パウロや主の弟ヤコブも貧しい人を顧みる事の重要性や実践を述べている。

○ただ私たちが貧しい人たちをいつも顧みるようにとのことでしたが、そのことなら私も大いに努めてきたところです。ガラテヤ2:10

○聖徒の入用に協力し、旅人をもてなしなさい。ローマ12:13

○父なる神の御前できよく汚れのない宗教は、孤児ややもめたちが困っているときに世話をし、この世からきよく守る事です。ヤコブ1:27

 日本は戦後70年を経て急速に貧しくなっている。一億総中流時代はとうの昔に消えた。職を失い、住まいを追われる人は地方都市でも目立ち始めている。また慢性的な貧困状態にある人も増えている。子供の六人に一人は貧困家庭と言われている。今私達は埼玉北部のキリスト教会として目的を持って置かれている。自分たちはどうあるべきか主イエスに問いかけてられている。