テサロニケ人への手紙を学んで

4月からテサロニケT・Uを続けて学んできたが今月で終わる。学び始めた動機はパウロ書簡を年代順に沿って学ぶ事は神の啓示を年代順に学ぶことであり、意義があると考えたからだ。パウロ書簡の中で最も早く書かれたのはテサロニケT・Uと言われている。彼の生き方から教えられた事を記したい。

<パウロ>

兄弟たち。あなたがたは、私たちの労苦と苦闘を覚えているでしょう。私たちはあなた方の誰にも負担をかけまいとして、昼も夜も働きながら、神の福音をあなたがたに宣べ伝えました。
―テサロニケT2:9

使徒パウロは自給自活伝道を誇りとしていた。職業は天幕職人であった。彼は主イエスによって立てられた使徒であるので、福音の働きを通して生活が支えられる権利を持っていた。しかし、他の信者が見習うよう身をもって模範を示した。昼も夜も働きながら福音を宣べ伝えたと述べている。この生き方を彼の誇りとした。コリントT9:15で「私は自分の誇りを誰かに奪われるよりは、死んだ方がましだからです」と言い切っている。天幕職人は、師匠に仕え技術を習得し、材料を仕入れ、納期を守り、作ったものを販売し、修理もしたかもしれない。実に多くの人々と接し、様々な人間関係を通して、成長したと思う。牧師、伝道者はこの視点が大切である。大いにパウロの生き方から学びたい。

<テサロニケ教会の人々>

あなたがたも、多くの苦難の中で、聖霊による喜びをもってみことばを受け入れ、私たちと主とにならう者となりました。こうして、あなたがたは、マケドニヤとアカヤとのすべての信者の模範になったのです。―テサロニケT1:6〜7

テサロニケ教会の人々は、苦難の中にあっても聖霊による喜びをもってみことばを受け入れた。まだ誕生して数年しか経っていないのに、彼らの信仰の成長は実に早い。どうしてこのように成長したのだろうか。ところどころに「命令」「言い伝え」「指示」「命じる事」という言葉に示されているように福音と信仰生活の基本を彼らはパウロからしっかり学び、実践した。それが早い成長につながったと思われる。

今を生きる私たちも使徒パウロ、テサロニケ教会の信徒の生き方を模範にしたい。