今を共に生きよう

     民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、方々に飢饉と地震が起こります。 マタイの福音書24章7節

 私達は平和な時代に生かされている。有り難いことである。でもあなたや私の父母、祖父母の時代は戦争の真只中にあり、食べ物にも事欠く時代であった。NHK朝ドラ「ごちそうさん」の時代である。私は子供の頃から母親に空襲の話をよく聞かされて育った。また母の夫(深谷市出身)はトラック諸島で戦死しているので戦争には敏感な方である。しかし、日本が明治以降をどのような道を進んで、世界戦争に突入していったかについては僅かしか知らない。

 さて、聖書を見ると、世の初めと終わりの世界観がしっかりしている。私達は、今どんな時代なのか。それは終末時代に生きている。冒頭のみことばは、主の弟子たちが「あなたの来られる時や世の終わりにはどんな前兆があるのでしょう」と質問した時に主イエスが答えたものである。

ここで主は終末時代の産みの苦しみの初めとして3つの事を述べている。

1、民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がる。  
  世界規模で起こる争い、戦争。人類は第一次、二次世界大戦を経験した。現代は終わりの時代に入っている。

2、方々に飢饉が起きる。
  現在ほとんどの日本人は飢饉にあわない。有り難い事である。しかし、世界に目を向けると人口70億人の内、飢餓に苦しむ人  が10億人。更に5秒に一人の割合で飢餓が原因で命を落としているという(日本国際飢餓対策機構ホームページ参照)。私達  が無関心で知らないだけだ。

3、方々に地震が起こる。
  日本人は大地震を何回も経験した。今後方々に地震が起きると主は語られた。自分だけは大丈夫という妙な安心感を持って   はいないだろうか。

  冒頭の聖句は主イエスが語られた言葉であるから真実である。産みの苦しみがあるが、主の再臨、千年王国、新天新地へと続  く希望がある。